今日という、その日。
10月21日というのは、私の好きな小説家である乙一の誕生日である。
おめでとうございます。
また、もう一つ大切な記念日でもある。
それは、私の誕生日でもあること。
この偶然に気づいたときには、けっこう喜んだものだ。
尊敬し敬愛する人と同じ日が誕生日とは、これはまた趣があると思う。
とりあえず。
私はこれから文章を書く時間を増やそうかと思う。
タイトルもまだまだ決まってない、乱雑なストーリーしか決まってない、
しかし完成したら見せるという約束をした文章。
もう、私の大切な人は失われた。
私が愛した人は、私のもとに、もういない。
壊れた関係はしかしなおることはない。
癒える傷と癒えぬ傷と消えぬ傷と……
私を蝕む心の闇は、いつになればはれるのであろう。
私は、あんたが思うほど薄っぺらな人間なんかじゃない!
私は、おまえが思うほど考えなしの人間じゃない!
私は、キミが思うほどノリよくはたらける人間じゃない!
私は、てめえが思うほど不真面目な人間じゃない!
叫んでも、叫び続けても終わらないのか!
苦しみは、悲しみは、やめろと言っても私の声はあんたらには無意味なものとしか感じられないのか!!
あの世界で、一人でいる時間を好きなだけ設けて良いと言われたら、私はずっと一人で居続けるだろう。
あなたたちが関わろうとする優しさは、私にとっては病毒でしかないのだ……。
せめて、せめて心許せる友人達よ。
私の人間性を、思慮深さを、知識を、考えを、理論を認める、ネットという細いクモの糸で繋がれた仲間達よ。
ともだちに逢いたい。
生き様を認めてくれる人に逢いたい。
心安らげる空間にいたい。
私が、私として、私の価値を見いだせる空間に、身を置きたい……。